北斗七星旗。孔明、神をよそおう
仲達が追撃にかかると、孔明は渭水の魏軍本陣を襲い、仲達を総退却させた。だが孔明は血を吐いて倒れ、漢中に引き揚げた。
魏では再び曹真が出陣。回復した孔明は本陣を奪い、矢傷を負って重態となった曹真に侮辱的な手紙を送り、彼を憤死に追い込んだ。
仲達は孔明との決戦に敗れると、魏軍に投降してきた兵糧部隊責任者苟安に命じ、孔明謀反の噂を都に流す。蜀軍は長安まであと一歩のところで、無念の撤退をする。
成都に戻り、誤解を解いた孔明は、キ山に進出。北斗七星旗を持った異様ないでたちの兵で、仲達を翻弄する。
呉が魏と手を組んだという一通の手紙により、孔明は総退却を決断。仲達は張郃に追撃を命じた。
蜀魏関ヶ原/決戦/進攻問答/魏進軍/長雨/賭/偽秦良軍/曹真憤死/八陣図/逆恨み/勝利を捨てる/竃/噂を裁く/北斗七星旗/麦野の戦い/約束/一通の手紙
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