誘引の計
玄徳が劉璋に手をくだせないでいるうちに、張魯が攻めてきた。玄徳は劉璋の頼みを受け、葭萌関に向かう。
孫権はこの機会に荊州を攻撃しようとするが母に反対されたため、孫夫人に阿斗を連れて帰国させようとした。趙雲と張飛はこれを阻止し、阿斗を取り戻す。
張松が書いた玄徳宛の密書が劉璋の手に渡った。すでに劉璋を見限っていた玄徳はフウ城を奪い、ラク県へ進撃する。だがその途中、ホウ統を失う。孔明は荊州を関羽に任せ、ただちに救援に向かった。
張飛は巴城の厳顔を味方につけて早く進み、玄徳の危機を救う。その後も敵将を次々と味方につけるが、張任だけは説得に応じず、のぞみにより首を打たれた。
剣の舞/掌中の珠/曹軍の南下/日輪の夢/三つの策/武人の護り/紫虚上人/抜け駆け/湖の底/落鳳坡/引き潮/破軍星/草刈り/誘引の計/援軍到着/金雁橋
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