潮出版社
 
 
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著者名
佐藤 優
カテゴリ名
本/潮新書
発刊日
2022年6月3日
判型
新書判
ページ数
272
ISBNコード
978-4-267-02347-7
Cコード
0295
価格
880 (本体 800円)

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佐藤優さん 特別インタビュー動画

『プーチンの野望』の著者である作家・元外務省主任分析官の

佐藤優さんに、本書へ込めた想いについて語っていただきました。

 

下記のボタンをクリックして、ご覧いただけます。

 

(➤YouTube:https://youtu.be/qhExotivtVM

 

作品概要

 

緊急出版!!
独裁者・プーチンを徹底解明!
その内在的論理を理解しなければ、ウクライナ侵攻を理解することはできない。
外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンにも出会った著者だからこそ論及できる

プーチンの行動と思想。

目次

はじめに

第1章 仮面のプーチン

「死神がやってきた」──プーチンとの最初の出会い / 信仰者としてのプーチンの素顔 / 鈴木宗男議員の涙に感化された人情家プーチン / プーチン政権を正当化する学校教育 / 帝国主義強化のためのシンボル操作 / 許容できる範囲の独裁 許容できない独裁 / 独裁者プーチンとジャーナリストの対話 / 自ら「やらせ」に言及したプーチン

 

第2章 プーチン 独裁者への系譜

ただの中堅官僚だった30年前のプーチン / インテリジェンス・オフィサーの掟 / 中堅官僚がトップまで成り上がれた理由 / 絶対に人を裏切らないプーチンの生真面目さ / エリツィン大統領からプーチンへの権力移譲 / 寡占資本家を切り捨てたプーチンの冷徹 / 自身の周辺に配置した政治エリート集団 / ツァーリ=皇帝としての自覚 / プーチンがシグナルを送ってきた瞬間 / 敵と味方を仕分ける 敵は徹底的に潰す / 無意味な発言を避けて天命を信じる

 

第3章 20年独裁政権構想とユーラシア主義

スターリンの正統な後継者 / 「プーチン20年政権構想」の帰趨 / 大統領年次教書演説から読み解くプーチンの野望 / 国家体制強化のシナリオ /「民族の理念」の探求 / ロシア「中興の祖」としての自画像 / KGBインテリジェンス・オフィサーとしてのDNA / プーチンの神憑り / 2011年に大統領選出馬を表明したプーチン首相 / スターリンに次ぐ長期政権となるか / 帝国主義的再編を急速に進めたロシア / プーチン論文から読み解く帝国ロシアの国家戦略 / プーチンの世界観 / 統合強化に乗り出した2011年のプーチン / 2012年の大統領選挙で圧勝したプーチン

 

第4章 北方領土問題

1999年に実施された小渕総理とプーチン首相の日露首脳会談 / チェチェン問題を利用した北方領土問題の駆け引き / 1999年の小渕総理・プーチン首相会談 / エリツィン大統領の辞任とプーチンへの権力移譲 / プーチンが柔道家としての仮面を前面に押し出した理由 / プーチンから出された重要なシグナル / 2001年の森・プーチン「イルクーツク声明」に立ち返れ / 北方領土についてプーチンが口にした「5050」の意味 / プーチン会見録から読み取れる重要なシグナル / プーチンがもつ政治家の顔、戦略家の顔、歴史家の顔 / 20216月のプーチン大統領記者会見

 

第5章 クリミア併合

ウクライナ人の複合アイデンティティに目を凝らせ / 絶対に認められなかったウクライナのNATO加盟 / ガリツィア地方=西ウクライナの歴史をつかめ / ウクライナでの歴史的な宗教対立 / ウクライナ語を自由化するための民族解放運動 / 排外主義と反ユダヤ主義を煽動するウクライナの民族主義者 / クリミア自治政府による20143月の住民投票 / 住民投票のクリミア半島にロシアが「自警団」を派遣した理由 / プーチンによるクリミア併合の既成事実化 / 20149月の第1次ミンスク合意 / 20152月の第2次ミンスク合意 / ウクライナ=正義なのか

 

第6章 ウクライナ侵攻

開戦前夜にプーチン大統領が発した言葉 / プーチン大統領が胸の中に秘めていた戦略 / コメディアンが大統領に化けた ゼレンスキー大統領誕生劇 / ヨーロッパ最貧国となったウクライナ / 自爆型ドローンでロシアを煽ったウクライナの責任 / エマニュエル・トッドの見立て / シカゴ大学ジョン・ミアシャイマー教授の見立て / マルレーヌ・ラリュエルの『ファシズムとロシア』 / ナチス支持者ステパン・バンデラの影 / 戦況をさらに悪化させるドイツのショルツ首相発言 / ゼレンスキーの獲得目標とプーチンの獲得目標 / 経済制裁で戦争が止められた試しはない / 効果を発揮していない西側陣営のロシア封じ込め戦略 / 「Quad」4ヵ国の温度差 / プーチンが頭の中で思い描く「ロシア帝国の地図」

 

終章 平和への道程

「ニュークリア・シェアリング=核共有」という幻想 / 戦争を食い止める手段は、どこまでいっても対話である / 核戦争による破滅など誰ひとり望んでいない / 本心では平和を望んでいるウクライナの民衆 / 第2次世界大戦の教訓 / 戦後を見据えて対話の波を起こせ / 平和のための「闘う言論」 / 戦争の熱狂にブレない平和主義

※見出しは一部抜粋

※本書は、著者が論壇デビューした2005年から発表したプーチン論を再編集し、新たにウクライナ情勢を加えて大幅に加筆・修正したものです。