潮出版社
 
 
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著者名
中西進
カテゴリ名
本/潮ライブラリー
発刊日
1998年11月05日
判型
四六判
ページ数
292
ISBNコード
978-4-267-01507-6
Cコード
0095
価格
1,650 (本体 1,500円)

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作品概要

新元号「令和」で話題沸騰!

緊急増刷!


日本を代表する国文学者が綴る

『万葉集』へのいざない

日本最古の歌集ー

ここには日本人の

心のふるさとがある


万葉集の大家である著者が一般読者のために、日本人の心の原点ともいうべき古典の世界を語った一冊。この一冊で、日本の不滅の古典・万葉集のすべてがわかる。

目次

はじめに 「万葉集』へのいざない

Ⅰ 万葉の時代
『万葉集』四つの区分/三つの政変と三人の女帝/女帝の統治/国際的な時代/激動とロマンの時代

Ⅱ 万葉の歌の流れ
前・万葉時代/和歌形式の成立/初期万葉と白鳳万葉/漢詩・漢文学の導入/都城の文学/天平の和歌/『万葉集』の集成/『懐風藻』の成立/文字の伝来と文字の記載

Ⅲ 万葉時代の家族
戸籍の編成/家族への道/家父長制の成立/家族をうたう/老人と家族/万葉びとの青春/恋歌の変遷/旅と死/万葉の色/水と女/生と死

Ⅳ 万葉歌人のアラベスク
家持・人麻呂・憶良・虫麻呂/美しき無名者たち/額田王/柿本人麻呂/山部赤人/山上憶良/,橘諸兄/大伴家持/秀歌・三人三首

Ⅴ 唐への道、唐からの道
万葉の里、中国/唐への往還を歌う/新羅への道/鳥が支配した光と雨/カラスは邪淫の鳥/ヤドリギは再生の象徴/「樹下に美人」の構図/カエルに永遠の生命

あとがき
人名索引
歌索引