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「かまいすぎ」を我慢することから親子の会話と子どもの自立が始まる。新しい時代の父親・母親像をつくるためのヒントにあふれる。
「あとがき」より
「いじめや不登校が確かに増加して、それは何とかしなくてはならない。しかし、短絡的に「根絶」ばかり叫んでも何の意味もない。むしろ、このような現象は、日本人が生き方を変えるように、それを促すための起爆剤のような意味さえもっている」
1 生きる力と学ぶ力
子どもの幸福とは何か
生きる力を育てる
学ぶ力を育てる
子どもと悪
親子の絆の逆説性
怒られて「こころのケア」は始まる
攻めの学問
2 いじめと不登校
不登校 明るく悩むために VS.奥地圭子
教育に何ができるか VS.大川公一・芹沢俊介
いじめの深層 VS.赤坂憲雄
よろいを脱ごうよ VS.如月小春
3 「河合隼雄」に聞く
子どもの成長に「悪」は必要だ
母性社会の変容と現代人の生きる道
ナイフ事件でわかった’98日本
語る 河合隼雄の世界
あとがき