潮出版社
 
 
潮2021年7月号
月刊「潮」 潮2021年7月号
発刊日
2021年6月5日
価格
660 (本体 600円)

目次

特別企画 日本社会変革の焦点

資本主義の先にあるもの――「未来の他者」のために。大澤真幸

ストップ地球温暖化!日常生活からの挑戦。蟹江憲史

恐怖や不安が「世論」を暴走させる。真山 仁

迅速な接種体制と国産ワクチン開発へ、公明党の緊急提言。石井啓一

 

【特集】世界を読む

混迷続くミャンマー 最悪のシナリオは回避できるか。 春日孝之

プーチンに命懸けで挑むナワリヌイ。 塩原俊彦

和解の日は訪れるか――英国王室のゆくえ 多賀幹子

【連載対談】ニッポンの問題点(13)

人工知能大国 中国の「アキレス腱」とは。福田直之×田原総一朗

 

【人間探訪】

椎名 誠

湿っぽくない海洋散骨はもっと流行ってもいいんじゃないかなぁ。

 

【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座 

「老い」を楽しんだほうが、心身ともにラクになる!和田秀樹

 

連載ドキュメンタリー企画

民衆こそ王者 ――池田大作とその時代

<希望をつなぐ人>篇(4)

 

【特集】ニュースの深層

【ルポ】「げんきカレー」がつなぐ未来へのチケット。粟野仁雄

【ルポ】「学校内性暴力」がもたらした深い傷痕。(上)渋井哲也

【ルポ】10年目の被災地を歩く。(下)青柳雄介

 

【クローズアップ】トクサン

ユーチューブで創大「人間野球」の精神を伝えたい。

 

鎌田實の「希望・日本」(14) 

“一人でいるって楽しいことね。” 鎌田 實

 

【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて(10)

3000年を貫く物語に挑む。山本一力×高島礼子

 

【対談】世界最古の伝統芸能と最先端が融合する「三大能」の魅力。 

観世清和×ロバート キャンベル

 

「国民運動」としての主権者教育推進の重要性。篠原文也

 

“科学の伝道師”が教える 今、読みたい名著。鎌田浩毅

 

【好評連載】

名越康文のシネマ幸福論(33)

察するか、忖度か。

名越康文

 

世界への扉(57)

ミャンマー内戦にみる「権力者の不安」。

三浦瑠麗

 

師弟誓願の大道――小説『新・人間革命』を読む(25)

「ムイト・マイス・ダイモク」。

佐藤 優

 

寄せ場のグルメ(24)

「銀座」の町中華で交錯する人生

中原一歩

 

大相撲の不思議(67)

雷電為右衛門

内館牧子

 

連載小説

蒼天有眼――雲ぞ見ゆ(24)

山本一力

 

水の月(12)

中江有里

 

吉野朝残党伝(6)

天野純希

 

第21回 読者手記発表!

テーマ「おらがお国自慢」

読者手記 大募集!

(第24回 テーマ 私の読書体験)

 

Ushio情報box

暮らしの相談室【貯蓄編】(離婚後の相続)/ecology&economy 新しい生活様式のエコライフ(電気代の節約 ~テレビ~)/熟年世代の危機管理術(情報収集能力が身を守る)/SAFETY&SECURITY IT博士と学ぶデジタル社会の歩き方(Zoomってなに?)/楽して楽しむガーデニング(ハーブを育てよう)/ナンバープレイス/手近な素材で簡単おうちごはん(カレールー)/近ごろ…カラダが何かヘン!?(つまづきやすい)/サトミツの知っててよかった!お掃除豆知識(「燃えるごみ」と「燃えないごみ」~地域によって分別が違う理由~)/おうち時間に簡単体操(体感トレーニングで若々しく①)/シネマ&DVD/ステージ&ミュージアム/短歌/俳句/時事川柳/最近気になるモノ(軽~いマグボトル)/

ずいひつ「波音」

コロナ禍の先が見えるか。中西進/これでいいわね。中村桂子/他人のかごの小宇宙。蛭田亜紗子/ニューノーマルな取材スタイル。高橋ユキ/考えることと老いること。東 浩紀/

PEOPLE2021/世界のネコたち(鎌倉)/”ティー・エイジ流”カフェ散歩(横浜を愛し、愛され続ける老舗喫茶)/日本紀行(新・世界自然遺産をめぐる)/トピックス(海外で復活! 日本の鉄道)

潮ライブラリー/新聞クリッパー/今月のちょっといい話/クロスワード・パズル/囲碁・将棋/読者の声/編集を終えて/

読みどころ

【特別企画】日本社会 変革の焦点

「迅速な接種体制と国産ワクチン開発へ、公明党の緊急提言」石井啓一(公明党幹事長/衆議院議員)

ほか3

 

 7月号の特別企画では、コロナ禍で日本が直面している「変革」のポイントを、社会学者の大澤真幸氏や、作家の真山仁氏といった各分野の第一人者に伺いました。

 その一つが、コロナウイルスワクチンをめぐる、政治の役割です。4月に入り、高齢者向けのワクチン接種が開始。当初は混乱も見られましたが、「ゲームチェンジャー」としてのワクチンの効果に、期待は日々高まっています。そもそも現在に至るワクチン確保の道は、昨年7月、一人の公明党議員の質問から始まったことはご存じでしょうか。それまでは、確保のための予算さえついていませんでした。

 さらに公明党は、立て続けに菅首相に緊急提言を申し入れています。その一つが「国産ワクチン」の開発。感染拡大の状況下での臨床試験は困難を極める中、既存の早期承認制度を活用させるなど、具体的な施策を次々と発表しています。さらに「チーム3000」のネットワークで地方自治体を支援し、接種完了へのロードマップを描いているのも公明党です。

 マスメディアでは報じられない、ワクチンをめぐる舞台裏を、公明党幹事長の石井啓一氏がわかりやすく解説します。

 

 

【特集】世界を読む

「混迷続くミャンマー 最悪のシナリオは回避できるか」春日孝之(元毎日新聞アジア総局長兼ヤンゴン支局長)

「プーチンに命懸けで挑むナワリヌイ」塩原俊彦(高知大学大学院准教授)

「和解の日は訪れるか――英王室のゆくえ」多賀幹子(ジャーナリスト)

【連載対談】ニッポンの問題点43「人工知能大国中国の『アキレス腱』とは」福田直之(朝日新聞記者)vs田原総一朗(ジャーナリスト)

 

 新聞やテレビだけでは、日々流れる世界のニュースを深掘りすることはできません。そこで今月号では、現地情勢に詳しいジャーナリストの皆さんに、「ミャンマー」「ロシア」「イギリス」そして「中国」の現状と課題について、詳しい論稿を寄せていただきました。

 混迷を極めるミャンマー情勢では、「正義と悪」という単純な構図ではなく、国軍と抵抗勢力に加え、少数民族という三つどもえの関係性を軸に春日孝之氏が解説。現実的な妥協点は「中道」の思想しかなく、日本が果たす役割への期待を語ります。

 ロシアはいま、野党勢力指導者のナワリヌイ氏の抵抗運動で揺れています。権力基盤を固め強気のプーチン大統領に、落とし穴はあるのか。アメリカ、EU、中国、ベラルーシといった各国の思惑や暗闘を踏まえた、非常に刺激的な内容となっています。

 イギリス国民を二分した王室報道。ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱に加え、フィリップ殿下の逝去など、エリザベス女王の心中はいかばかりか。テレビでもおなじみの多賀幹子さんが、現地の声を中心にわかりやすく紐解きます。

 最後は田原総一朗氏の対談連載「ニッポンの問題点」。朝日新聞記者の福田直之氏をゲストに、AI開発で世界を牽引しようとする中国の現状を語り合います。AI分野で特に重要なのは半導体の開発能力。福田氏は、ここが中国のアキレス腱だと喝破します。日中米韓、さらに台湾を巻き込んだ主導権争いの結末は? そして日本の進路は? 必読です!

 

 

【人間探訪】椎名誠「湿っぽくない海洋散骨はもっと流行ってもいいんじゃないかなぁ」

 

 椎名誠さんは、作家、写真家、冒険家として、世界中を旅してきました。日に焼けた黒い肌、たくましい体躯、ビール片手に破顔一笑。そんなイメージの椎名さんがこの6月で喜寿を迎えるというのですから、驚きました。インタビューでは10年以上前から、自身の死に方、そして後始末について考えてきたと静かに語ります。日本独自の葬儀や納骨儀礼に違和感を覚え、チベットの鳥葬にあこがれを抱き、八丈島での海洋散骨を選択する……。そう語る椎名さんの姿は、からりとしながらも、どこか哲学者のような趣を感じました。独特な世界観に満ちた「人間探訪」、ぜひご堪能ください。

 

 

【クローズアップ】トクサン「ユーチューブで創大『人間野球』の精神を伝えたい」

 

 創価大学野球部出身のユーチューバー「トクサン」こと徳田正憲さん。チャンネル登録数63万人を誇る、野球少年憧れの知る人ぞ知る存在です。分かりやすい野球解説と技術指導には定評があり、最近では現役プロ野球選手や芸能人とのコラボも多数。しかし何よりトクサンの魅力は、その人間性溢れる振る舞いでしょう。実はその原点は、名門帝京高校野球部での挫折と、創価大学野球部で学んだ「人間野球」の精神にありました。

 いまや「子どものなりたい職業」上位のユーチューバー。お子さん・お孫さんと共通の話題としても要チェックです。トクサンを知っておいて、損はありません!

 

連載ドキュメンタリー企画(125)

「民衆こそ王者 池田大作とその時代」希望をつなぐ人篇(4

 

1978年(昭和53年)の3月、

池田は創価大学の中央図書館を初めて訪れた。

図書館を後にする際、居合わせた学生たちと記念撮影し、語らいのひとときを。

キャンパスのさまざまな場所で、さまざまな機会に思い出をつくり続ける池田。

その姿に触れた〝若き創立者たち〟の青春の日々に迫る。

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