潮出版社
 
 
潮2021年5月号
月刊「潮」 潮2021年5月号
発刊日
価格
660 (本体 600円)

目次

特別企画 未来への分水嶺

脱・成長主義へ 発想の転換を。斎藤幸平

生命としての原点に今こそ立ち返るべき――水俣から福島へ。緒方正人

福島第一原発構内の”音の風景”。開沼 博

 

 

連載ドキュメンタリー企画

民衆こそ王者 〈識者の声〉篇

創立者の学生に対する深き思いに触れて。藤村寿美雄

戦後社会に「仏法民主主義」を提供。原武史

 

 

【特集】広島から新たな風を!

困難な時代に際立つ公明党の存在感。 斉藤鉄夫×田原総一朗

大衆とともに――その原点に立脚した誠実と情熱の政治を。佐藤 優

ロジカルな政策立案力がいま求められている。金井誠太

人間主義の政治で文化芸術の灯を守る。越宗孝昌

迫り来るインフラ老朽化予防保全型への転換を期待。村松康人

持続可能な社会実現へ!政治のリーダーシップが重要。国岡 稔

誰ひとり取り残さない、つながり支え合う町づくりを。石橋良治

教師冥利に尽きる半世紀にわたる触れ合い。石飛智啓

 

 

【特集】広島発!わが町の元気企業

大和重工株式会社/広島駅弁当株式会社/川中醤油株式会社/株式会社西日本メディカル

 

新シリーズ シニアのための「生き生き」講座

脳内科医が日々実践する魅惑の「散歩」道。加藤俊徳

何歳になっても筋肉は増やせます!石田良恵

高齢世代こそスマホやネットを活用してほしい。近藤則子

 

 

子育て世代を応援する都議会公明党の約束。東村邦浩

 

政治の力でがん対策の裾野を広げる。熊野正士

 

 

【対談】コロナ禍と、”物語”の可能性。

山口恵以子×伊東 潤

 

 

【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて(8)

「武士の世」は承久の乱から始まった。

坂井孝一×高島礼子

 

「緊急事態」で人々の心に届くメッセージとは。

原田隆之

 

「被災地の書店」だから、いまできること。

長岡義幸

 

緊迫するミャンマー なぜクーデターは起こったのか。

春日孝之

 

里山は野生動物の”楽園”になった。

田中淳夫

 

【人間探訪】

シム・ウンギョン

芝居に厳しかった母の教えは「役者は目で話すことが大切」

 

【クローズアップ】

更家悠介

「手洗い世界一」でコロナ禍も躍進する環境ブランドの雄。

 

 

好評連載

鎌田實の「希望・日本」(12)

薬に頼らないうつ病治療。

鎌田實

 

世界への扉(55)

バイデン政権を待ち受ける分配強化をめぐる舵取り。

三浦瑠麗

 

名越康文のシネマ幸福論(31)

信じ続ける「力」。

名越康文

 

寄せ場のグルメ(22)

寄せ場とコロナ(下)

中原一歩

 

大相撲の不思議(65)

力士メンコ

内館牧子

 

 

連載小説

水の月(10)

中江有里

 

吉野朝残党伝(4)

天野純希

 

第19回 読者手記発表!

テーマ「悪友・親友」

 

読者手記大募集!

(第22回 テーマ好きこそものの上手なれ)

 

 

Ushio情報box

暮らしの相談室【保険編】(生活費が心許なく保険の解約を考えています)/ecology&economy 新しい生活様式のエコライフ(光熱費を把握する)/熟年世代の危機管理術(詐欺被害から身を守るためには)/SAFETY&SECURITY IT博士と学ぶデジタル社会の歩き方(LINEで動画をシェア!転送する)/楽して楽しむガーデニング(コンパニオンプランツ)/ナンバープレイス/手近な素材で簡単おうちごはん(ツナ缶)/近ごろ…カラダが何かヘン!?(目がかすむ)/サトミツの知っててよかった!お掃除豆知識(雑巾がけ)/おうち時間に簡単体操(股関節を柔軟にして元気に歩こう①)/シネマ&DVD/ステージ&ミュージアム/短歌/俳句/時事川柳/最近気になるモノ(手軽にインナーマッスルを鍛える)/

ずいひつ「波音」

宇宙図の韻き。中西進/野球殿堂入り。佐山和夫/震災一〇年古里へのメッセージ/温泉旅館の女将を見てきて。山崎まゆみ/音を絵にする。吉村作治/

PEOPLE2021/世界のネコたち(小樽)/ティー・エイジ流カフェ散歩(ビルの中の小さな隠れ家)/日本紀行(広島県)

潮ライブラリー/新聞クリッパー/今月のちょっといい話/クロスワード・パズル/囲碁・将棋/読者の声/編集を終えて/

読みどころ

【特別企画】未来への分水嶺

「脱・成長主義へ 発想の転換を」斎藤幸平(大阪市立大学大学院経済学研究科准教授)

ほか2

 

 最新刊『人新世の「資本論」』(集英社新書)が本年の新書大賞を受賞し、いま最も注目の新進気鋭の思想家が、『潮』に初登場!

 長らく世界のスタンダードとなってきた資本主義。しかし資本を拡大し続けるだけの経済至上主義は、もはや限界を迎えていると喝破するのが、斎藤幸平さん。

 資本主義は人間の生活にも自然環境にも大きな負荷をかけているとの指摘は、コロナ禍でさらにリアリティを増しているようです。では、それにとって代わる思想はあるのか。他人事ではなくなった貧富の格差とは。子供や孫のために持続可能な世界を構築するには何をすべきなのか。本稿を通して、私たちが次にとるべき道が見えてくるのかもしれません。

 

 

【特集】広島から新たな風を!

【連載対談】ニッポンの問題点41「困難な時代に際立つ公明党の存在感」斉藤鉄夫(公明党副代表・衆議院議員)vs田原総一朗(ジャーナリスト)

「『大衆とともに』──その原点に立脚した誠実と情熱の政治を」佐藤優(作家)

ほか6

 

 日本を、そして中国五県を代表する論客が登場する特集「広島から新たな風を!」。冒頭では、田原総一朗氏と公明党副代表の斉藤鉄夫衆院議員の対談を掲載。金権政治からの脱却、核兵器廃絶への決意、新型コロナウイルスとの戦い、そして地球温暖化対策など、公明党が果たしていくべき大きな役割について、田原氏が斉藤氏に切り込みます。さらに佐藤優氏の鋭い視点に溢れた分析も必読です。

 その他、六人の識者が、斉藤氏の政策や人柄、実績、今後への期待などを存分に語り尽くします。

 

 

【新シリーズ】シニアのための「生き生き」講座

「脳内科が日々実践する魅惑の『散歩』道」加藤俊徳(脳内科医)

「何歳になっても筋肉は増やせます!」石田良恵(保健学博士)

「高齢世代こそスマホやネットを活用してほしい」近藤則子(NPO法人ブロードバンドスクール協会シニアプロジェクトコーディネーター)

 

 新シリーズ「シニアのための『生き生き』講座」では、三人の専門家が登場。はじめに、脳内科医の加藤俊徳氏が教えてくれるのは、「散歩」の効果。加藤氏が毎日実践する散歩が、いかに脳と人生を活性化させるかを、脳博士ならではの視点で伝授します。

「何歳になっても筋肉は増やせます!」と語るのは保健学博士の石田良恵さん。運動不足がたたると認知機能まで低下すると警鐘を鳴らします。そこで今回は、簡単にできる筋トレとストレッチを誌上解説。ぜひ、自分に合ったやり方で挑戦してみてください。

 ICT (情報通信技術)なんて、高齢世代の私には縁遠い? そんな思い込みを覆すため、「老テク研究会」を発足し、シニア世代のデジタル活用を推進してきた近藤則子さん。ネットやスマホなどが、失われた身体機能を補う最強のツールになると語ります。さらに孤独感の解消や認知症のリスク減にもつながるとか。ちなみにデジタルを身近なものにするカギは、「好奇心」と「友達」、だそうです。

 

 

連載ドキュメンタリー企画 「民衆こそ王者」識者の声篇

「戦後社会に『仏法民主主義』を提供」原武史(政治学者・放送大学教授)

ほか1

 

 今月号の「民衆こそ王者――池田大作とその時代」は、〈識者の声〉篇。政治学者の原武史氏と紀伊國屋書店の藤村寿美雄氏のお二人に、連載企画への感想をご寄稿いただきました。

 政治学者の原武史氏は、戦後社会に創価学会が果たした役割を解説。終戦直後、これまでの価値観が大きく変化したことで「精神的空白」が生じ、そこを埋めるために多くの宗教が勃興したと原氏は語ります。その中でも創価学会が革新的だったのは、座談会を中心に据えることで、会員は皆が平等であるという「仏法民主主義」とも呼べる新たな思想を提供したこと。さらに学ぶことのできなかった人たちへの「教育団体」としての側面や、女性に光を当てつづけてきた「男女平等」の精神にも注目しています。

 混沌とした時代のなかで、創価学会はなぜ民衆へと広がっていったのか。正視眼の論稿はその理由を正確に、そして丁寧に伝えてくれています。

 

定期購読
月刊「潮」の定期購読をご希望の方はこちらからお申し込みいただけます。