潮出版社
 
 
潮2020年10月号
月刊「潮」 潮2020年10月号
発刊日
2020年9月4日
価格
660 (本体 600円)

目次

【特別企画】

日本の難題――コロナから豪雨災害まで

 

水害と日本人―「民衆の自然観」に立脚した治水を 

大熊 孝

 

いまこそ「哲学」を磨き直すとき

常見陽平

 

コロナ禍で動き始めた「脱東京」革命

人羅 格

 

自然を防ぐテクノロジーと三つの習慣

末木 新

 

 

【特集】

新型コロナとの攻防戦

 

国民の生命を守る!公明党の感染症対策

秋野公造

 

切れ目のない経済対策で暮らしと雇用を支える

岡本三成

 

 

人間探訪 藤井聡太

全身が負けず嫌いの塊――史上最年少二冠の「強さ」

 

人間探訪 麻丘めぐみ

私が今、人生の応援歌を歌う理由

 

 

新連載対談 高島礼子の歴史と美を訪ねて(1)

千利休が目指したもの

伊東潤×高島礼子

 

 

新連載小説

水の月(3)

中江有里

 

 

連載ドキュメンタリー企画(117)

民衆こそ王者――池田大作とその時代

未来に生きる人篇20

 

 

【特集】誇り高き人華の園「香川」

上村一郎/谷川俊博/松沢慶将/

蓮井平記/中橋惠美子/鹿庭弘百/

近藤智勝/青木大海/前田美紀/要 潤

香川ミニ県民事典

 

 

連載 鎌田實の「希望・日本」(5)

人生の「下山」をガイドする

鎌田 實

 

 

【連載対談】ニッポンの問題点34

若者よ、ニュースを見よう!お笑いジャーナリストの挑戦

たかまつなな×田原総一朗

 

 

「体の内側からキレイ&健康に」なる食生活のすすめ

國塩亜矢子

 

 

【ルポ】差別、非行、そして希望。日系人たちがラップに込めて歌うもの

高橋幸春

 

 

【特別インタビュー】

カザフスタンが成し遂げた「核兵器のない世界」

イェルラン・バウダルベック・コジャタエフ

 

第12回  読者手記、発表!

テーマ「戦争と平和」

 

 

 

●好評連載●

寄せ場のグルメ15

「土手下」に息づく独自の焼肉文化(中)

中原一歩

 

世界への扉49

米大統領選を左右する黒人票の行方

三浦瑠麗

 

師弟誓願の大道 小説『新・人間革命』を読む21

仏法の精神を「翻訳」する力

佐藤 優

 

名越康文のシネマ幸福論24

「縁」に好かれる人

名越康文

 

大相撲の不思議58

初っ切り

内館牧子

 

 

 

●連載小説●

蒼天有眼――雲ぞ見ゆ18

山本一力

 

芦東山22

熊谷達也

 

 

読者手記大募集!

第15回テーマ 懐かしのメロディー

 

 

 

USHIO情報BOX

暮らしの相談室・貯蓄編(マイナポイント事業が9月からスタート!)/サトミツの知っててよかった!お掃除豆知識(正しい雑巾のかけかた)/シニアのためのスマホ講座(もしものときはスマホを活用)/悠々在宅介護術・ベッド上のお世話③(ベッド上でうまく用を足したい)/家計にやさしいエコライフ(扇風機の活用)/快適生活ワンポイントアドバイス(ダメージ肌からの回復ケア)/災害列島で生き抜く~本当に必要な防災用品とは?~(水害の後に必要になる備蓄品)/美と健康のための新習慣(むくみ解消)/ナンバープレイス/おいしく食べて健康づくり(貧血予防)/シネマ&DVD/ステージ&ミュージアム/短歌・俳句・時事川柳/最近気になるMONO(光る傘)

ずいひつ「波音」

こころを聴く58 人勝の令和。中西進/ラジオ深夜便。宮村一夫/虫の声。小島慶子/巡り合わせの妙。山田ルイ53世/釣りの楽しみ。開沼 博/

 

カラーグラビア

PEOPLE2020/世界のネコたち(フランス)/”ティー・エイジ流”カフェ散歩(コーヒーを語る言葉)/日本紀行(香川)/トピックス(誌上花火大会!)

潮ライブラリー/新聞クリッパー/今月のちょっといい話/クロスワード・パズル/囲碁・将棋/読者の声/編集を終えて

 

 

 

 

【特別企画】日本の難題――コロナから豪雨災害まで

「水害と日本人――『民衆の自然観』に立脚した治水を。」大熊 孝(新潟大学名誉教授)

「自殺を防ぐテクノロジーと三つの習慣。」末木 新(和光大学准教授、臨床心理士、公認心理師)

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 今年7月に熊本県や山形県で起こった豪雨災害。川の氾濫により、大きな被害が生じました。現代の水害は、人と自然の付き合い方が昔と変わり、自然と乖離した生き方となったことによって生まれた社会現象だと語るのは、新潟大学名誉教授の大熊孝氏。日本では、古来の自然と共生した暮らしから、明治維新後の近代文明によって、自然の力を制御するように変化していきました。その象徴がダムです。大熊氏は、ダムが雨の降り方によってその治水効果に差が生まれ、また、将来的に使うことが出来なくなる可能性があると指摘。決壊しない堤防作りや、水害防備林による治水への転換を求め、まずは、自分の住んでいる場所、地域の自然を知り、災害時の共助の力を高め、身近な自然を大切にしていくことを呼びかけています。

 7月に報じられた三浦春馬さんの自殺。5月にはプロレスラーの木村花さんが自殺と思われる状況で亡くなったことも大きな衝撃を与えました。2019年の日本での自殺者数は2万人を超えています。この問題の解決には、とくに高齢男性の孤立を防ぐことが重要であると、和光大学准教授の末木新氏は語ります。日本の自殺者の約4割は60歳以上の高齢者。特にコミュニティの少ない男性は自殺リスクが高くなりやすいのです。オンラインで人とのつながりの希薄化が進んだ今、コロナの脅威が薄れたときに自殺の危険が高まると指摘。それを防ぐための幸福感を高める習慣として、1、感謝をする2、楽観性を高める3、親切な行動をとる、の3つを大切にすることを挙げています。

 日本における大きな課題をそれぞれの専門家に話を伺い、これからの日本を探ります。

 

【特集】新型コロナとの攻防戦

「国民の生命を守る!公明党の感染症対策。」秋野公造(公明党参議院議員、医学博士)

「切れ目のない経済対策で暮らしと雇用を支える。」岡本三成(公明党衆議院議員)

 

 新型コロナウイルス感染症が世界的に流行した今年1月からの期間。国民のために奔走し打開策を考え続けた公明党。秋野公造参議院議員は、長崎大学の医学部を卒業した、医学博士でもあります。今回の感染症に対してその力を医療面で発揮。治療薬のレムデシビルが承認されるように動き、また、確保が難しいとされていた世界で開発されるワクチンを確保するために、予備費を用意。さらに、新型インフルエンザの際に羽田空港の検疫所支所長として水際対策に関わった経験を活かし、空港検疫による抗原検査の導入を実現するなど、動き続けた姿を語ります。

 岡本三成衆議院議員は、当面の経済対策に置いて、雇用の確保とワクチンと治療薬の開発・調達がとくに重要だと指摘。公明党の地方議員と国会議員とのネットワークで現場の声を届けることで、一律10万円の全国民への特別給付金や、持続化給付金のフリーランスの人への受給対象拡大など、大きく影響を与えました。また、雇用調整助成金などの特例措置の上限引き上げを行うなど、事業と雇用を守るために動いた様子が語られます。

 感染症の対策、経済の対策、どちらも国民の生命を守るための大事な政策として、いまも動き続けている公明党の新型コロナとの戦いを、見ることができる論稿となっています。

 

【人間探訪】「藤井聡太 全身が負けず嫌いの塊――史上最年少二冠の『強さ』。」

 

 716日に棋聖戦で勝利し、最年少タイトル保持者となった藤井聡太さん。さらに一か月後の820日に王位戦でも勝利し、史上最年少二冠の称号も手にすることになりました。「最年少」と名の付く記録を総なめしそうな勢いでの活躍は、日本中の注目の的となっています。藤井二冠の棋聖戦や王位戦の様子を振り返りながら、藤井二冠が六段の時に唯一敗けた井上慶太九段からお話しを伺い、その強さの理由を探ります。

 

【新連載対談】高島礼子の歴史と美を訪ねて1

「千利休が目指したもの。」伊東 潤(作家)vs高島礼子(俳優)

 

 俳優の高島礼子さんがゲストを迎え、歴史を学ぶ新連載が今月号よりスタート!第一回は、『潮』7月号まで「覇王の神殿」を連載していた、作家の伊東潤さんをゲストに迎え、戦国の世で「茶」という文化を、天下人から庶民にまで広げた、千利休が目指したものについて、語っていただきました。

 なぜ戦国時代に「茶の湯ブーム」が巻き起こったのか、秀吉が利休と組んだのはどうしてか、利休の切腹に込められた永遠性とは。利休にまつわるさまざまな疑問から、利休の目指した「文化の力で平和を創る」という姿が見えてきます。歴史好きはもちろん、利休という茶人の知らなかった一面に、高島さんと伊東さんのテンポ良い会話で導かれていくこの対談、楽しめること間違いなし。ぜひご一読ください!

 

 

連載ドキュメンタリー企画(117

「民衆こそ王者 池田大作とその時代」未来に生きる人篇(20

 

1951年(昭和26年)9月から、

23歳の池田大作は埼玉の川越で「地区講義」を担当する。

川越駅前の会場には毎回、30人ほどの老若男女が集まった。

病や経済苦と闘う参加者たちに、池田は訴えた。

“生命の境涯からいうならば、皆さんは大学で学ぶよりも

立派な最高の哲学を学んでいるんですよ“

「信」を根本に蘇生していく人々のドラマを追った。

(後で変えます。)

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