潮出版社
 
 
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著者名
手塚治虫
カテゴリ名
本/コミックス
発刊日
2011年2月19日
判型
新書判
ページ数
ISBNコード
978-4-267-90552-0
Cコード
9979
価格
630 (本体 573円)

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作品概要

巨匠・手塚治虫が描いた生命の一大叙事詩

2014年2月8日映画公開
「BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―」

映画原作コミックス新装版(全14巻)
「子どもに読ませたい」との熱望に応え、本文ふりがな付き

目次

【第6部】
第1章 サーリプッタとモッガラーナ/第2章 非難する群れ/第3章 死の沼地/第4章 狂女ヴィサーカー/第5章 ルリ王子との再会

【第12巻】あらすじ

【第6部】


第1章 サーリプッタとモッガラーナ
ブッダはアナンダに未来の見える人を連れてきてくれといった。アナンダはブッダの着ていた衣をまとって行くが、どこへ行っても扉を閉ざされ、ものを投げられ、袋だたきにあった。
アナンダは道ですれちがったサーリプッタからブッダの教えについて問われる。アナンダからブッダが因果について説いていると聞いたサーリプッタは「私はそのかたのお話がぜひ聞きたい」という。
未来を読むちからをもつモッガラーナは、サーリプッタを迎えに行き、アナンダを見て、すべてを言い当てた。サーリプッタとモッガラーナは、師サンジャヤを捨ててブッダのもとへ行くことにする。他の弟子たちも従った。
アナンダがブッダのもとへ案内する弟子の数は250人。それはアナンダが殺した人間の数だった。モッガラーナはアナンダの未来を予言して「あなたはブッダの手足になる人だ」という。
ブッダはアナンダがもどってくることを知り、弟子たちに出迎えさせた。ブッダは「あなたがたを待っておった……ずっと以前から」といい、ふたりを菩提樹の下へ案内させる。そこはブッダの寝起きする場所だった。


第2章 非難する群れ
ブッダはサーリプッタとモッガラーナを上座にすえた。ダイバダッタはブッダに後継者は自分こそふさわしいというが、ブッダは「おまえなどに教団をゆずる気はない」と叱りつけ、ダイバダッタを追い払った。
サンジャヤにたのまれたチンチャという女が、おなかの中にブッダの子がいるといい、ラージギルの町々にはブッダを非難するうわさが流れだした。
アナンダのもとにマーラが現われ、リータと結ばせてやるからブッダを捨てよと迫るが、アナンダはブッダを選ぶ。リータはコブラに咬まれて死んだ。
ブラフマンはブッダに「約束をはたしていない」という。ブッダは反省した。


第3章 死の沼地
ブッダはアナンダだけを連れて北へ旅を進め、20年前にデーパと通った沼地を通ってバンダワの町につく。昔ブッダを誘惑したヴィサーカーは狂っていた。


第4章 狂女ヴィサーカー
ブッダはヴィサーカーの部屋で幻覚剤を見つけて薬をかくし、ヴィサーカーを町から連れ出した。途中で、アナンダはヴィサーカーが死んだと見て置いていこうとするが、ブッダは引き返す。そのとき回復したヴィサーカーが走ってきた。


第5章 ルリ王子との再会
アヒンサーはブッダを矢で射るが、アナンダと闘って穴に落ちた。死に瀕したアヒンサーは、ブッダの話を聞いて弟子になりたいといった。ブッダに「いいとも 生まれ変わってやってきなさい」といわれ、アヒンサーは死んだ。
ルリ王子はブッダに、こき使われているシャカ族と、囚われのスッドーダナ王を見せる。ブッダはルリ王子に「あなたはあわれな人だ」といった。
シャカ族の取り締まりをしているバッディヤが、ブッダに集会所で話をしてほしいという。ブッダは説法を始めた。

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