本の内容:
玄徳の死を知った曹丕は、司馬イの献策を採り上げ、五路の大軍を用いて蜀を攻めようとする。
これを知った劉禅は、病気で参内しない孔明のもとへ自ら赴く。
孔明は、四路から攻め入る敵にはすでに手を打ってあると言って劉禅を安心させた。
残る一路、呉との国交回復のための使者となった?芝は、死を覚悟して呉へ向かう。孫権は、使者の人物を試すために、鼎の中で油を煮えたぎらせ、通路には武器を持った兵をならべて待ち受けた。
目次:
五路五十万/使者?芝/浮かぶ長城/火と風と/益州の乱/離間の策/連合軍分裂/益州平定/南蛮行/五渓峰/蛮王孟獲/孟獲を放つ/毒河/夾山峪
〔付録〕
三国志関連地図
年表
三国志ビジュアル 無錫・太湖畔の「三国城」を訪ねて 文/白西紳一郎 写真/浦充伸
それぞれ三国志 大鶴義丹(俳優・作家)