本の内容:
曹操暗殺計画が発覚した。曹操は計画に加担した者の一族郎党を斬殺し、20万の大軍で徐州めざして進撃を開始した。
玄徳は袁紹に救援を求めたが、袁紹は子どもの病気を気にして兵を出さない。
玄徳軍の夜襲作戦は失敗に終わり、小沛城も徐州城も落ちた。
残るは関羽の立てこもる下邳の城だが、曹操は関羽を生け捕りたいという。
張遼がその役を引き受け、関羽を城から出撃させて、その隙に下邳城を奪うと、単身、関羽のもとへ赴いた。
目次:
毒殺計画/徐州落つ/降伏の条件/臣道/白馬の野/まき餌の策/避客牌/関門突破/関西の周倉/汝南の古城
〔付録〕
三国志関連地図
官渡決戦前の曹操の動き
三国志ビジュアル 円山応挙筆「関羽図」解説 黒川孝宏(亀岡市文化資料館長)
「私の曹操」 川本喜八郎(人形美術家)