本の内容:
黄巾賊は全滅したが、最も功績のあった劉備に与えられたのは、小さな県の警察署長にすぎなかった。しかも巡察に来た役入に賄賂を贈らなかったため、虚偽の報告をされてしまう。
怒った張飛は役人を叩きのめし、官職を捨てた劉備たちは金持ちの屋敷にかくまってもらう。劉備はそこで再会した芙蓉姫と恋におちるが、その恋も捨てて再起をはかるために故郷の楼桑村へ。
そのころ、洛陽の朝廷では大事件が起ころうとしていた……。
目次:
十常侍/勅使/放浪の旅/乱兆/何進将軍の死/西涼の董卓/荊州の父子/赤兎馬/暴虐将軍/青年曹操/奸雄立つ
〔付録〕
永遠のベストセラー『三国志』 立間祥介(中国文学翻訳家)
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