潮出版社
 
 
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著者名
外山滋比古
カテゴリ名
本/単行本
発刊日
2012年02月20日
判型
B6判
ページ数
174
ISBNコード
978-4-267-01893-0
Cコード
0095
価格
1,320 (本体 1,200円)

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作品概要


人は「忘れる」ことで、
前に進める生き物である


ベストセラー『思考の整理学』の著者が贈る、
“こころの散歩”と
“あたまの寄り道”のススメ


書き下ろしの表題作を含む
珠玉のエッセイ27編を収録!


われわれは、忘却によって、頭がよくなっている。
忘れるのを恐れるのは誤りである。
そういえば、かつては、よく忘れるのを
“健忘”といい、健忘症という言い方があった。
健という文字はダテではないような気がする。


 

目次

第1部 創るチカラ
作る・つくる・創る/文法の創造/仮説を立てる/文章をつくる、歴史も創られる/新語をつくる/セレンディピティ/談笑の間/創作的翻訳/スポーツの発明/比喩も発明/命名の妙
第2部 ことばの旅
訳せぬ「であろう」?/「私」の問題/段落とパラグラフ/△と▽/象は鼻が長い/敬語の妙/言文不一致/渾然一体――言霊の幸ふ国/「文法がない」?/アイランド・フォーム――以心伝心
第3部 あたまの散歩道
散歩老人/又寝考/ブタモ木ニノボル/健忘のススメ/自由思考/比喩の世界

備考

装丁/重原隆