潮出版社
 
 
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著者名
高任和夫
カテゴリ名
本/単行本
発刊日
2012年11月05日
判型
四六判
ページ数
278
ISBNコード
978-4-267-01920-3
Cコード
0093
価格
1,650 (本体 1,500円)

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作品概要

激動の元禄時代を彩った、
俗物にして天才絵師の魅力に迫る
長編時代小説
!!


兄さんは、ひょっとして
解脱しつつあるんとちがうか……


時は武士から商人の世へと移り変わる元禄時代。
莫大な父の遺産を食いつぶし、放蕩の限りを尽くしながら、
美の世界に取りつかれた一人の絵師がいた。
その名は尾形光琳。
師と仰いだ俵屋宗達の魂を受け継ぎつつ、そこに
きらびやかな装飾性を練り込み、やがて『燕子花図』
『紅白梅図』など絢爛豪華な作品を世に出した光琳の生涯を、
京焼の名手であり最大の理解者でもあった弟・尾形乾山と
対比させながら描いた、時代小説の最高傑作!

目次

第一章 雁金屋/第二章 雌伏のとき/第三章 それぞれの転機/第四章 法橋光琳/第五章 光琳江戸へ/第六章 昇華のとき