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キュレーション【curation】 語源は、美術館や博物館で企画や展示を担当する 専門職のキュレーター(curator)に由来。 モノや情報が過剰に溢れる現代社会で、 ①いまあるモノや情報の意味をとらえなおし、 ②選択し、絞り込み、結びつけ、編集し、 ③新しい価値をユーザーに提供すること。 アメリカでは「21世紀に求められるビジネスの新発想」として、広く使われている。
新たな需要は店の中ではなく、常に外にある。 自分たちのあり方を問い直し、 照準(フォーカス)を絞り込めば 新しい価値を提供できるのです。 鈴木敏文(セブン&アイHLDGS代表取締役会長兼CEO)
勝見 明 かつみ・あきら (ジャーナリスト) 1952年、神奈川県逗子市生まれ。 東京大学教養学部中退。経済・経営分野を中心に 執筆活動を続ける。各種の企業事例の「成功の本質」を 見抜く洞察力に定評がある。 主な著書に『ソニーの遺伝子』、『鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」』、 『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』、『度胸の経営』、 『杉下右京に学ぶ「謎解きの発想術」』、 『イノベーションの本質』(野中郁次郎・一橋大学名誉教授と共著)、 『イノベーションの作法』(同)、『イノベーションの知恵』(同)など多数。
はじめに 1章 ビジネスは「キュレーションの時代」に突入した 2章 キュレーションは「新しい市場」を生みだす 3章 イノベーションは「編集力」から生まれる 4章 意味を「再定義」すると新しい可能性が見える 5章 人を呼び寄せる「場のキュレーション」 6章 キュレーションの「知の作法」を学ぶ あとがき
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