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38歳の時に発症し今なお後遺症と闘う 女優・仁科亜季子が自身の闘病生活から 後遺症の苦しみまでを余すところなく綴る――
巻末の「子宮頸がん予防読本」は全女性必携!
対談のおり、 「子宮頸がんはなるべく予防しましょう」 と私がコメントすると、 「なるべくではありません。絶対に予防すべきです!」 と仁科さんに叱られてしまった。 若くしてがんに侵され、過酷な治療、 そして後遺症と闘ってきた仁科さんの一言は重かった。 女性を守らねばという著者の熱い想いが本書にあふれている。 女性はもとより、男性にも一読して欲しい書である。 監修者◎鈴木光明(自治医科大学産科婦人科学講座教授)
仁科亜季子(にしな あきこ) 1953年歌舞伎俳優十代目・岩井半四郎の次女として東京で生まれる。 72年、学習院女子高等科在学中にNHKプロデューサーの目にとまり、 卒業後、NHKドラマ「白鳥の歌なんか聞こえない」でデビュー。約6年間、 NHK大河ドラマや、TBS木下恵介「人間の歌シリーズ」などで、 清純派女優として活躍した後、79年に芸能活動を休止する。 91年に子宮頸がんを発病。その後もさまざまな後遺症と闘ってきた。 そして99年春に、芸能界に復帰。2000年には本格的に女優業を 再開する。近年では、自身の経験をもとに、がん治療や子宮頸がん 検診を呼びかける講演活動など、幅広い活動を行っている。 著書に『いのち煌いて』(小学館)がある。
はじめに 第1部 いのちの贈り物 1章 お嫁さんになりたかった頃 2章 突然の宣告 3章 子どもたちとの約束 4章 命がけの闘病 5章 後遺症に苦しんで 6章 新たなる旅立ち 7章 未来への伝言 おわりに 第2部 子宮頸がん予防読本
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