潮出版社
 
 

木村尚三郎 

# 1930年東京都生まれ。53年に東京大学文学部西洋史学科を卒業後、日本女子大学助教授、東京都立大学助教授、東京大学教養学部教授をつとめ、90年定年退官し名誉教授に。2000年静岡文化芸術大学学長に就任。専門はフランス中世の荘園史・法社会史で、ヨーロッパに視点を据えた現代文明論・比較文明論や、音楽、映画批評、生活文化など幅広い分野に目を配ったエッセイを数多く発表。75年『ヨーロッパとの対話』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。その他にトヨタ財団理事長(98年)、観光立国懇談会の座長(03年)、国連・国際コメ年日本委員会会長(04年)、日本国際博覧会(愛知万博)総合プロデューサー(05年)、棚田学会会長を歴任するなど幅広く活躍していたが、06年10月17日永眠。
 著書に『歴史の発見』『西欧文明の原像』『和魂和才のすすめ』『成熟の時代』『家族の時代』『パリ』『文明が漂う時』『ヨーロッパ思索紀行』など多数。
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