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今月の注目記事
  • 【特別企画】「震災6年――復興の指針」

    ○【対談】「音楽で被災地の子どもを支える『エル・システマ』」菊川 穣(一般財団法人エル・システマジャパン代表理事)Vs.増田ユリヤ(ジャーナリスト)

    ○「『防災先進国・日本』をめざして」小野裕一(東北大学 災害科学国際研究所教授)

    ○【連載】書店を歩く㉓

    「福島・浜通りの本屋が街に灯す光」長岡義幸(出版ジャーナリスト)

    ○【シリーズ】地方とスポーツA

    「3.11後のプロスポーツと福島(下)」開沼 博(社会学者)

    ○【ルポ】「福島復興――被災地に寄り添う公明党の歩み(上)」前原政之(フリーライター)

     

    本年3月で東日本大震災から6年を迎える。特別企画「震災6年――復興の指針」では、新たな段階に入った復興の最前線を取材し、多様化する被災地の現状と今後の在り方を展望する。

     災害研究の権威である小野裕一氏は、日本の災害経験と防災ノウハウを世界の防災へ活かす災害統計グローバルセンターの取り組みを紹介。世界で主流化しつつある災害データの収集と有事への活用の動きを通して、防災立国日本の新しい国際貢献の道を提示する。

     出版ジャーナリストの長岡義幸氏は、福島県浜通りの書店の現在に光をあてる。原発事故による避難指示が徐々に解除されるなか、浜通り各地の書店の在りようも大きく変化している。“書店の役目とは何か”を模索し続ける各店の取り組みを追う。

     社会学者の開沼博氏は、福島をはじめ各地で盛り上がりを見せる地方スポーツを取材。多くの競技が課題や限界を見据えながら、それを乗り越えようとする挑戦の様子をリポートする。

     真の復興とは何か。災害大国日本の未来を考える特別企画をぜひご一読ください。 


    【特集】「『トランプ時代』の世界と日本」

    ○【てい談】「2017年――国際社会のゆくえ」東 浩紀(哲学者)Vs.津田大介(ジャーナリスト)Vs.三浦瑠麗(国際政治学者)

    ○「トランプの政策と日本経済の課題」熊谷亮丸(大和総研執行役員チーフエコノミスト)

     今年1月、正式に第45代アメリカ大統領に就任したトランプ大統領。「アメリカ第一主義」を掲げ、就任早々TPP離脱やメキシコ国境への壁建設、イスラム7か国からのアメリカ入国の一時停止など、次々と大統領令を乱発し、世界からの注目を集めている。

     てい談「2017年――国際社会のゆくえ」の中で国際政治学者の三浦瑠麗氏は、戦争介入に否定的なトランプ政権にとって、大統領主導でできうる政策は大規模なインフラ建設や減税などに限られると指摘。それらの政策に対して米議会は反対の立場をとるため、イスラム恐怖症を煽って民意の支持を強固なものにしようとしていると、過激な政策の裏に潜む戦略を分析する。

     経済問題のエキスパート・熊谷亮丸氏は、トランプ政権誕生による日本経済への影響は、短期的には「楽観」、長期的には「リスクが山積み」と予測する。資本主義が転換点を迎えつつある今、世界経済はどう進むのか。今後の展望は一読の価値ありだ。


    ○【連載】「ワールド・オピニオン―-21世紀への挑戦」K

    「男女間における相互理解への道」

    ステファン・バーグマン(精神科医)/ジャネット・L・サリー(臨床心理学者)

     毎回、世界の一級の識者にご登場いただいている「ワールド・オピニオン――21世紀への挑戦」。第12回の今号は、男女の対話、理解をテーマに、異文化と相互理解について考察する。

     10年余にわたり、のべ2万人以上のカップルに男女の思考の差異と相互理解への道を探るワークショップを開催したバークマン博士とサリー博士。世界的な精神科医、臨床心理学者として活躍する二人が、その成果を綴った共著(『we have to talk』)は、全世界で大きな反響を呼んでいる。

     “話をしたい”女性と“話を聞きたくない”男性――。一見、両者には深い溝があるように思えるが、男女の思考の差異は、3つの対照的なパターンから理解できると両氏は説明する。
    健全な対話のあり方とは何か。そして、心豊かな結婚生活のカギとは何なのか。相互理解への重要な視座を“ WE”という概念から解き明かす。
     ひらかれた心で差異に耳を傾け合う、理想の人間関係へのヒントが満載の論考だ。


    ●【対談】「日本で暮らす難民たち」
    石川えり(認定
    NPO
    法人難民支援協会代表理事)Vs.石井光太(作家)

     世界各地でその対応が議論されている難民問題。あまり知られていないが、日本にも祖国を離れざるをえなかった難民たちが暮らしている。

     昨年1年間で難民申請をした人は10901人と過去最高を記録。その一方で、難民として認められたのはわずか28人と、日本の難民認定率は極めて低い。 長年にわたり難民支援に取り組む石川えり氏は、海外とは異なる日本の難民たちが置かれる状況を概観し、「受け入れた難民が自分たちの社会のなかで生きていく」という視点が日本人に欠けていると日本の難民政策の弱点を指摘する。
     在日外国人の取材を続ける作家の石井光太氏は、大変な経験をした難民は、当事者にしか語れない言葉の重みをもっていると言及。彼らだからこそ発することができる言葉は、私たち日本人にもプラスのものを与えてくれるのではないか、と彼らとの向き合い方を提起する。


    【連載ドキュメンタリー企画81

    「民衆こそ王者――池田大作とその時代」
    先駆者たち――ヨーロッパ篇(15)

     1973年5月。池田SGI会長にとって7度目となるフランス訪問が実現した――。

     12年前の欧州初訪問時には、数えるほどしかいなかった会員も、この日は9カ国300人もの代表を集め、世界平和勤行会が盛大に行われた。
     欧州の躍進の要因とは何だったのか。幾重にも広がる師弟の感動のエピソードを綴る。
     ときに大自然を譬えとし、また詩を贈り、民謡をともに歌いながら同志を励ましつづける池田SGI会長。
     一人またひとりと、感動の波動はいつしか欧州を包む変革への大波となっていく。
     広布に立ち上がった同志たちの心揺さぶる真実の記録をぜひご一読ください。

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