近代日本の夜明け 未だ女性が社会の表舞台に躍り出る気配もない商都大坂に溌剌たる女性がいた!
常に全力、七転八起を超える九転十起のがんばりで、大坂の豪商加島屋を切り盛りし、命の重さに想いを馳せ大同生命を興す。女性教育にも心血を注ぎ、日本女子大学の創立にも関わったさっそうたる女性の一代記。
平成27年度後期 連続テレビ小説 あさが来た 2015年9月28日(月)〜2016年4月2日(土)放送 NHK総合ほか 主演:波瑠 ドラマ原作本

主人公紹介

広岡 浅子

京都の豪商油小路三井家(三井十一家の一つ)に、六代目三井高益の娘として生まれる。幼いころから、三井家の祖先高俊の妻で、商いの才覚に長けた「殊法大姉様」の血が流れていると言われて育ち、後の女性実業家としての活躍を予感させた。大阪の両替商、加島屋広岡家に嫁ぎ、自ら先頭に立って商いの道に邁進。筑豊の炭鉱事業、銀行設立、大同生命設立と大仕事を成し遂げた後には女性への高等教育の普及、廃娼運動などにも尽くしていく。

広岡 信五郎

両替商加島屋の後継者で、浅子の夫。人柄は穏やかで、若いころは趣味三昧の生活を送る。猛進する浅子を温かく見守っていたが、やがて浅子に劣らず商売の道に邁進するようになる。

著者 古川智映子(ふるかわ・ちえこ)

県立弘前中央高校、東京女子大学短期大学部英語科、同大学文学部日本文学科を卒業。
国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事、その後東京都内の私立高校教諭を経て、執筆活動に入る。著書に『赤き心を』『風花の城』『一輪咲いても花は花』『氷雪の碑』『飛鳥Ⅱより愛を込めて』『性転換』『炎の河』など。日本文芸家協会会員。ヴィクトル・ユゴー文化賞受賞(フランスのヴィクトル・ユゴー文学記念館主催)。潮出版文化賞受賞。

古川智映子

作家・宮本輝氏絶賛!!読んでいて溜息をつくほどの
ひとりの女性の一念の凄さ、
そして鬼気迫る行動力!

この小説の壮大さは、徳川幕府の崩壊と明治新政府樹立という激動の時代における武家や商家の実生活の、天と地がひっくりかえるような激動のさまだけでなく、そこで命を懸けて決然と立ったひとりの女の一念の凄さが、読むものを震撼させるほどの迫力で描かれているからこそ生まれたのだ。

大きく動く時代そのものよりも、そこで嫁ぎ先の稼業を守るために我が身を捨てて闘い抜いたひとりの女性のほうがはるかに壮大であったことを、読者は読み終えて深く感じ入ることであろう。

(引用:文庫『小説 土佐堀川』解説(小社刊))

読者のみなさまのご感想

60代 女性

「現代人にとっては考えられない、男尊女卑の時代に生まれ、男以上の働きで、世の中を動かし続けた女性・広岡浅子。タイムスリップできたら、一目でも、一言でも交わしてみたい人物です。朝ドラのヒロインとしてふさわしいっ!」

70代 男性

「浅子のどんな状況でもすべて前向きにとらえ、マイナスをプラスへと変えていく生き方に深く感動しました。重い病気を克服する姿などは、まさに不死鳥のごとくです。彼女の座右の銘である『九転十起』は、私たちにも生きていく指針のような気がします。私の感動の一冊となりました。」

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