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月刊「パンプキン」20091月号 定価510円/毎月20日発売
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今月の注目記事
  • 特別企画 「オバマのアメリカ」は変化できるか


    アメリカを発端として起った世界金融危機。そんな激動の世界経済情勢のなかで初の黒人アメリカ大統領が誕生した。100年に一度と言われる金融危機に直面したアメリカは、この難局を乗り越えることができるのか。そのキーパーソンとなるのが新・大統領のオバマ氏であることは間違いないだろう。

    高名な評論家として知られる山崎正和氏と東京大学大学院教授の久保文明氏の対談では、オバマ新・大統領を誕生させた「アメリカ」という国を論じる。なぜアメリカ国民はオバマ氏を選んだのか。その背景にはどのような国民性があるのか。必見だ。

    また在米ジャーナリストの高濱賛氏には、大統領選挙の現地ルポをまとめてもらった。アフリカ系アメリカ人たちがオバマ氏に寄せる熱い期待には、差別に泣いた彼らの長い歴史の重みを感じてならない。

    金融危機問題については、法政大学大学院政策創造研究科の教授である小峰隆夫氏と慶應義塾大学経緯学部教授である竹森俊平氏が登場。問題の本質をえぐり、その解決の方途を探る対談となっている。その他、ケント・E・カルダー氏による『「日米同盟新時代」の幕が開く』など、今の世界情勢が手に取るように理解できる企画となっている。



    「楽観主義」が人生を楽しむキーワード

                 

    竹中平蔵さんと茂木健一郎さんという、今をときめく二つの知性がタッグを組んだ、夢の豪華対談企画が実現した。しかも二人は実は初顔合わせ。今回は、ともに「勉強法」の著書を刊行したこともあり、「いくつになっても人生を有意義に過ごすための、勉強のススメ」について、縦横無尽に語っていただいた。

    とくに二人が意気投合したのは、人生に必要なのは「ポジティブ(前向き)」と「エンカレッジ(励まし)」という点。日本の学校ではほめられることは少なく、成功体験といえば受験だけ。しかし、学校の秀才が有能な社会人になるわけではなく、また受験に失敗して人生おしまいと考えることほどもったいないこともない。むしろ人間の能力を伸ばすのは、「その気になれば何でもできるんだ」という楽観主義であり、だからこそ教育の基本は勇気づけることだと結論づける。

    また、大切なのはいくつになっても「挑戦する心」を失わないこと。人間の能力は何歳になっても枯渇しないし、経験を積んだ人ほど勉強したいと思う間口も広がっていくと、口を揃えて訴える。とくに茂木さんは、楽観主義が脳の能力を伸ばしていく点を紹介し、脳科学的な側面からも立証している。

    人生の楽しみを増やしていくために、私たちも「ポジティブ」と「エンカレッジ」を合言葉に、さまざまなことに挑戦していきたいものだ。



    世界の識者が語る「池田SGI会長は平和への行動を続ける人」




     池田SGI会長への市立マニラ大学「名誉人文学博士号」授与式のために来日。生涯を通して社会悪と闘い続けてきたことから「フィリピンのダーティー・ハリー」とも呼ばれるA・S・リム氏は、フィリピン国家警察長官・上院議員など国家の重職を歴任。さらに、今回でマニラ市長として三選を果たすなど、フィリピン国民から愛される「正義のヒーロー」である。同氏が池田SGI会長の人間性に触れ、「この方は本物だ。この方は善の人だ」と語る言葉には、反論の余地のない実感が込められている。また氏は、無償で高等教育を提供する市立マニラ大学の創立を果たした人物でもあり、同じく大学創立者として、池田会長の教育にかける思いに深く共感を寄せる。

    「日本の皆さんは幸運です。池田博士のように正しい道を示してくださる指導者がいらっしゃるからです」というリム氏の言葉に、「一流は一流を知る」の感を深くする。



    ワイド書評『二十一世紀の平和と宗教を語る』



    池田大作SGI会長と、ハーバード大学ハービー・コックス教授の珠玉の対談集『二十一世紀の平和と宗教を語る』を、日本を代表する宗教学者である山形孝夫・宮城学院大学名誉教授が、感動をもって書評・論評している。

    山形教授は、池田会長には戸田第二代会長、またコックス教授にはキング牧師という、青年期に出会った生涯の師がいた共通項に注目。だからこそ「二人が意気投合するのは、根本的にはともに“非暴力”という“最高の勇気”をもつ宗教者であることにあり、そこに人生の出発点を互いに共有しているという共感からくる深い一致である」と指摘する。

    また、仏法とキリスト教という異なる宗教における人間観、自然観をめぐるやり取りの中で、コックス教授が「仏教のほうがキリスト教より深いかもしれない」と、さりげなく発言していることに注目。さらに、山形教授自身キリスト教徒であることを明らかにしつつ、SGIが宗門と決別したことをコックス教授が高く評価するくだりでは、コックス教授が所属するクエーカー派も、やはり聖職者や儀礼を否定し、「いかに生きるか」を求める実践的な宗教であり、権威によって信者を服従させる既成の仏教集団を否定した創価学会と共通していると論じている。

     このように、宗教の役割や存在意義を語る山形教授の正視眼は、「この対話自体が人類にとってのかけがえのない羅針盤になっている」というひと言に凝縮されるだろう。



    家計を支援する『定額給付金』の意義」



    政府が発表した追加経済対策、なかでもその目玉となるはずの「定額給付金」をめぐっては、さまざまな議論が噴出している。立命館大学教授の高橋伸彰氏は、「経済の冷たい効率性の論理だけで、実効性のある政策は実行できない」として、定額給付金の速やかな実施を求める。物価高と株価急落の影響で、家計消費は政府の当初見通しから総額4兆円から6兆円程度の現象が見込まれている。高橋教授は、その落ち込みをカバーするためにも定額給付金の実施は効果があると述べる。その上で「バラマキだ」「貯蓄に回るだけだ」との批判に対して、「人々の苦しみを無視した、自己本位な立場からの意見にすぎない」と厳しく指摘。

    なぜいま定額給付金が必要なのか、その給付対象はどうすべきか等々、いまの論点を明快に解説した内容になっており、必読です。



    ドキュメント企画・第二部 連載「世界が見た真実 池田大作の軌跡−創友会とともに」



    大好評連載「池田大作の軌跡」も連載五回目を数える。今月号は、9、10月号で反響の大きかった創価大学の卒業生組織・創友会の番外編として、創価大学から巣立った教育者たちの活躍をクローズアップする。

    開学からのべ5400人もの教員採用試験合格者を輩出している創価大学。教育界では、創価大学出身者の特徴として、普通の教員が行きたがらないエリア、たとえば離島やへき地でも、「子どもがいればどこでもいい」といとわず、赴任する点が高く評価されているといわれる。しかしそれもなんら不思議なことではない。なぜなら彼らは、「教育が私の最後の事業である」との創立者の構想の、一端でも担えれば本望だからだ。

    とくに、今回の舞台である北海道は、東京、神奈川、大阪に続いて創価同窓の教育者が多い地域であり、なにより牧口常三郎創価学会初代会長、戸田城聖第二代会長が、若き日に教鞭をとった地でもある。そのため北海道の創価の教育者こそ、牧口・戸田会長がやり残し、池田会長に引き継がれた事業を託されている存在といえるだろう。へき地で奮闘する者、学級崩壊に立ち向かう者……紹介される多くのドラマの中に、創立者の教育理念が確実に流れていることが伝わってくる。

    後半では、そうした創価教育の広がりや、牧口会長の生涯に注目した、テレビ北海道のチーフ・プロデューサー、柏原忠昭氏が登場する。柏原氏は日本民間放送連盟賞も受賞した名プロデューサー。そんな氏が、牧口会長の著書『人生地理学』を読み込み、戸田会長、池田会長、そして創価同窓の友へと連なる教育理念に感動、テレビ番組『教育は子供の幸福のために──牧口常三郎が目指したもの』を手がけるのだ。その取材は、アメリカ創価大学、また「牧口教育プロジェクト」のモデル校があるブラジルにまで及ぶ。柏原氏はこう結論づける。「三代にわたる創価教育は、100年の時を超え、新たな水脈となって、世界にほとばしっている」と。

    今号も、圧倒的な取材量と重厚な筆致で、読む者に感動と新発見をもたらしてくれる「池田大作の軌跡」に、どうぞご期待ください。



    連載対談「新しき地球社会の創造へ」



    今回は、チョウドリ博士が、国連の後発開発途上国・内陸開発途上国・小島嶼開発途上国担当の初代高等代表を務めた経験から、開発途上国のなかでも、特に発展の進んでいない国々への支援を中心に語り合われている。

    チョウドリ博士は、国連加盟国192カ国のうち、最も発展が遅れている後発開発途上国が50カ国と四分の一を超え、地理的条件などで開発が遅れている内陸開発途上国と小島嶼開発途上国を合わせると、半分近い90カ国になることを指摘し、まずこれらの最も弱い立場にある国々の擁護者、代弁者になろうと決意した体験を語る。池田SGI会長は、不幸に苦しむ人々を救う行動こそ、仏教に説かれる菩薩道の生き方であると述べる。

    最も弱い立場にある国々や人々を守ることにこそ、存在意義があるという国連の本質に迫った内容となっている。
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