潮出版社
 
 
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著者名
手塚治虫
カテゴリ名
本/コミックス愛蔵版
発刊日
1987年5月25日
判型
四六判
ページ数
409
ISBNコード
978-4-267-01145-0
Cコード
0079
価格
1,760 (本体 1,600円)

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作品概要

ごらん 世界は美しい……。
生きとし生けるものに愛をこめて巨匠が謳いあげる生命への讃歌。

さあ立ちなされ王子よ!
おまえののこりの人生は
世界じゅうの人間に教えることだけだ!
すべての人間をすくう方法――それは
おまえが悟りをひらけばわかることだ
行け シッダルタ
城を出て出家し
ピッパラの樹の下へ行くがよい
そして悟りをひらけ

目次

【第二部】
第1章 王子/第2章 瞑想の園/第3章 奔流/第4章 ヤショダラ/第5章 ミゲーラ/第6章 四門出遊/第7章 ラーフラ/第8章 五人の行者/第9章 旅立ちの朝/第10章 バンダカの死
ブッダの旅の行程図

【第2巻】あらすじ

【第二部】
第1章 王子
10年の年月がたった。成人したタッタは、カピラヴァストウの城にむかった。
シッダルタは遊びには興味を示さず、人に身分の差があることに疑問をいだき、「死」について考えるこどもだった。
コーサラ国からきたバラモンはシッダルタに「あした庭園へきなされ。そこでなんでも質問に答えてしんぜよう。あなただけにな」という。
第2章 瞑想の園
バンダカはシッダルタに弓を教え、庭園でシカやサルを射てみせる。シッダルタはバンダカをねらい「殺されるものの気持ちになってほしかったんです」という。
シッダルタは謎のバラモンのところへ行き、「死ぬって どんな感じなの?」と問う。バラモンはシッダルタに死の瞬間を味わわせ、シッダルタに「世界じゅうの人間に 人間の生きる道を教えなさい」という。
第3章 奔流
タッタはシッダルタを城から誘い出し、船にのせて下流へと下っていった。
盗賊団が襲ってきたがワニに襲われた。シッダルタは盗賊団の首領が女だと知って、タッタに助けさせる。首領がアリの巣に落ちると、シッダルタはタッタに首領を救い出させた。女はミゲーラと名のった。
捨てられたおばあさんの死を見て、シッダルタは城に帰りたくなった。
第4章 ヤショダラ
城にもどったシッダルタは、病気になった。6か月と6日のあいだ、生と死の間をさまよう。その頃から、シッダルタの心の中にある決心がかたまってきた。
スッドーダナ王と王妃はシッダルタをヤショダラ姫と結婚させようとする。
シッダルタは、むこ選びの儀式で申し込みのあった者と戦って勝ったら結婚すると宣言。バンダカが名乗りをあげた。
第5章 ミゲーラ
シッダルタを愛するミゲーラは、男装して技くらべに名乗りをあげた。武芸競技が始まり、鳥に乗りうつったタッタは、ミゲーラを勝つように仕向ける。
しかしミゲーラが女であるとわかり、スッドーダナ王はミゲーラを殺そうとした。シッダルタはヤショダラ姫と結婚するかわりに、ミゲーラを許してやってほしいという。王はミゲーラを許すが、目をつぶした。
第6章 四門出遊
シッダルタとヤショダラ姫は結婚した。コーサラ国のパセーナディ大王は、シッダルタの身内の王女を妃によこせといってきた。パセーナディ大王は王としての品位にかけていた。そこで隣国のシャカ族から王族の娘をひっぱってきて妃にしようと思ったのだった。
シッダルタのもとへ謎のバラモンが現われて、砦の廃墟につれていく。東の門をくぐると年寄りがいた。南の門をくぐると病人がいた。西の門をくぐると死人がいた。北の門をくぐるとバラモンがいた。バラモンは、シッダルタに「あなたが選ぶ道はそれしかないのじゃ」という。
スッドーダナ王は侍女のひとりを王女にしたててコーサラ国へ嫁入りさせる。1年たって王子が生まれ、ビドーダバと名付けられた。
第7章 ラーフラ
タッタはデーパを捕らえた。デーパはミゲーラが目を焼いてごらんというと、みずから目を焼く。デーパはナラダッタの弟子だった。
その年の夏、カピラヴァストゥ一帯は猛烈なモンスーンにおそわれ、疫病と飢饉によって何千人も死んだ。謎のバラモンは「さあ立ちなされ王子よ!」という。
シッダルタは人々を救う道を求めて断食をはじめた。
第8章 五人の行者
バンダカは、シッダルタの苦行をやめさせるために5人の行者をつれてきた。
行者は法術でシッダルタをやぐらからおろすことに失敗するが、シッダルタと問答して「あなたは もしかしたらほんとに世の中を救うおかたかもしれません どうかわれわれといっしょに苦行林へおいでくだされ」という。
シッダルタは立ち上がってやぐらを降り、城から出ていこうとした。バンダカがヤショダラの腕をとる。シッダルタは駆けもどると、ヤショダラ姫をバンダカから救うために、素手でバンダカの剣を奪いとった。そのときヤショダラが倒れた。
第9章 旅立ちの朝
シッダルタの子は生まれようとしていた。
バンダカはスッドーダナ王に、国をゆずれと迫る。
子どもが生まれて7日目の朝、シッダルタはひそかに城をぬけだした。
第10章 バンダカの死
シッダルタが城を出てまもなく、またコーサラ国のいやがらせが始まった。
コーサラ国に対抗するため、スッドーダナ王はやむなくバンダカに国をゆずった。王となったバンダカはヤショダラにいいよるが、拒否される。バンダカは、侍女のひとりを妃にして、生まれた子にダイバダッタと名付けるよう命じた。
出陣したバンダカは敵の矢に射られて死ぬが、コーサラ国は侵略をやめた。
1年たった。バンダカの子ダイバダッタはちからの強い子になっていた。

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