潮出版社
 
 
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著者名
河合隼雄
カテゴリ名
本/単行本
発刊日
1999年06月05日
判型
四六判
ページ数
290
ISBNコード
978-4-267-01537-3
Cコード
0037
価格
1,650 (本体 1,500円)

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作品概要

「かまいすぎ」を我慢することから親子の会話と子どもの自立が始まる。新しい時代の父親・母親像をつくるためのヒントにあふれる。

「あとがき」より
「いじめや不登校が確かに増加して、それは何とかしなくてはならない。しかし、短絡的に「根絶」ばかり叫んでも何の意味もない。むしろ、このような現象は、日本人が生き方を変えるように、それを促すための起爆剤のような意味さえもっている」

目次

1 生きる力と学ぶ力
 子どもの幸福とは何か
 生きる力を育てる
 学ぶ力を育てる
 子どもと悪
 親子の絆の逆説性
 怒られて「こころのケア」は始まる
 攻めの学問
2 いじめと不登校
 不登校 明るく悩むために VS.奥地圭子
 教育に何ができるか VS.大川公一・芹沢俊介
 いじめの深層 VS.赤坂憲雄
 よろいを脱ごうよ VS.如月小春
3 「河合隼雄」に聞く
 子どもの成長に「悪」は必要だ
 母性社会の変容と現代人の生きる道
 ナイフ事件でわかった’98日本
 語る 河合隼雄の世界
あとがき